介護老人保健施設オリブ園のご案内
介護老人保健施設オリブ園の役割
1,包括的ケアサービス施設
利用者が望ましい在宅または施設生活が すごせるようチームで支援します。 利用者に応じた目標と支援計画を立て 必要な医療、看護や介護、リハビリテーション を提供します。
2,リハビリテーション施設
体力や基本動作能力の獲得、活動や参加の促進、 家庭環境の調整など生活機能向上を目的に 集中的な維持期リハビリテーションを 行ないます。
3,在宅復帰施設
脳卒中、廃用症候群、認知症等による個々の 状態像に応じて、他職種からなるチームケア を行い、早期の在宅復帰に努めます。
4,在宅生活支援施設
自宅へ戻った後も、自立した在宅生活が継続 できるよう、入所や通所・ショートステイなど のサービスを提供するとともに、他サービス機関 と連携して総合的に支援し、家族の介護負担 の軽減に努めます。
5、地域に根ざした施設
家族や地域住民と交流し情報提供を行い、 保険・医療・福祉機関などと連携し、 地域一体となったケアを積極的に担います。
施設長よりご挨拶
長年の間、沖縄県は全国有数の長寿社会を誇示してきましたが、最近では寿命の伸び率が低迷気味で、男女とも平均寿命首位の座を他県に譲ってしまいました。
しかし百歳を超える高齢者は今なお、沖縄県は単位人口当たり全国最多ですが、残念ながら寝たきりも多く、介護上の厳しい現実に直面しています。
高齢社会には二つの大きな特徴があります。一つ目は認知症の人が増えていくこと、二つ目の特徴は、高齢者の単身世帯や夫婦二人だけの世帯が増えて、こうした人達の介護を今後どのように支えていくかが課題です。
このような現実を反映して、オリブ園でも入所者の要介護度および医療必要度の上昇に拍車が掛かり、在宅復帰率の低下、入所期間の長期化が問題にされてきました。
介護老人保健施設は医療施設と家庭を結ぶ中間施設として在宅復帰支援を目的に設置され、在宅復帰支援機能の強化を求められています。オリブ園では適切なリハビリを中心に多職種からなるチームケアを充実させて、入所者の心身の状態を改善して、平均入所期間の短縮化が進行中です。
オリブ園は近隣の医療・介護・福祉施設との連携を強化して、健康寿命の延長を目指し、高齢者の皆様が住み慣れた場所で安心して生活を続ける事が出来るように、地域包括ケアシステムの中核としての役割を果たしていきます。
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