2024年10月7日
2024年10月7日
2024年10月7日
2024年2月27日
募集要項
診療科目 | ・精神科 ・心療内科 ・内科 ・リハビリテーション科 ・脳神経内科 |
シャロンクリニック | ・訪問診療医師(内科) |
TEL | 0570-099-784 |
病院見学 | 随時対応 |
人事担当 | 人事管理室 金城 |
募集人数 | 若干名 |
昇給 | 年1回 ※給与規程による |
休日 | 週休2日 |
有給休暇 | 入職時8日 / 半年勤務経過後18日(週40時間) |
勤務時間 | 【日勤】8:30~17:30 原則、日直は月1回、当直は週1回 |
お問合せ・お申込み
人事課/担当:金城
ご挨拶
オリブ山病院は総ベッド数359床(精神科232床、 身体系科127床)の病院です。当院は、日本キリスト教病院協会JCHAに属し、淀川キリスト教病院らとともに台湾の馬偕病院、韓国の全州長老派キリスト教病院等とアジアキリスト教病院協会ACHAを形成し連携しています。
病院は、全人的医療の実践を理念とし、その実践の一つとして“患者さまを抑制しない医療”をモットーとしています。精神科系病棟は、急性期病棟から療養病棟、認知症治療病棟、さらには身体系疾患を合併した精神科疾患を治療する合併症治療精神科病棟を有しています。また病院に併設して外来・訪問診療を行う精神科クリニックを有しています。精神科患者の人権・尊厳を守り、彼らが地域に理解される努力をしています。
身体系病床は、 緩和ケア病棟、 地域包括ケア病棟、 回復期リハ病棟を有しています。 緩和ケア病棟は疼痛などの症状緩和のみでなく、 近年失われつつある本来のホスピスとしての働きを重視しています。
医局は、 現在、 精神科常勤医師、 身体系常勤医師を病院、 診療所、 老健施設に配置しています。 地域包括ケア病棟、 回復期リハ病棟の亜急性期病棟は、 急性期病院との連携、 在宅療養後方支援病院の機能をもち、 これに対応できる急性期病院の経験がある亜急性期医療を担える人材を必要としています。 また在宅医療(在宅緩和ケアを含めた)に関心のある医師も募集しています。 精神科病床の方も、 認知症患者の増大に対応するために認知症専門医や精神科患者の身体疾患を主として診る身体系科の医師を募っているところです。当院はワークバランスと医療の質の向上に努めています。
オリブ山病院 院長 玉城 尚
医師の紹介
本年四月からオリブ山病院に奉職し、児童思春期外来を担当させていただくことになりました。
新任のご挨拶としてこのたび開設する児童思春期外来について簡単にご説明いたします。
子どもは成長の途上にあり、おとなに向かって成長の道を歩んでいます。その歩みの中で子どもは色々な困難にであいます。おとなが人生の道筋で様々な困難にであうように。子どもたちは、自身の力や家族やまわりのおとなたちの支えによって、そうした困難を乗りこえていきます。
乗りこえられた困難は成長の糧になります。しかし、ときによってはつまずくことも起きます。困難が大き過ぎて、その子の力に余る場合、家族やまわりもどう支えてよいかわからない場合、力を尽くしてもうまく支えきれない場合があるからです。また、成長の道を歩む脚力や歩調には、その子その子の持ち前の個性があって、それにあわない歩み方が大きな困難を生んでいるケースもあります。
こうした結果、困難がこじれてしまうこと、それが様々な心身の症状となって現れること、まわりとの人間関係がうまくいかなること等々の問題が生じ、こうなれば子どもにとって困難は、成長の糧ではなく、成長の妨げとなるリスクがでてきます。
児童思春期外来は、そうした子どもたちやご家族やまわりの方々の相談にあずかり、困難や問題への手立てをともに考えていくところです。そこで大切なのは、その子どもがどんな困難にぶつかり、どんな問題が生まれているかを、その子その子に応じて個別的に手探りしていくことで、かならずしも医学的な病名や障がい名を当てはめることではありません。実際にも、成長さなかにありパーソナリティが形成されつつある途中の児童思春期は、教科書やネットどおりの一般化(抽象化)された「診断」にピッタリおさまらないほうが多いのです。シンプルに診断はこれこれだからこうすれば、というふうにはいきません。
成長の歩みは、子どもにとって手探りの歩みです。そこがだいじで、決められたコースをただコースどおり歩むのでは成長できません。家族にも子育ては手探りだらけでしょう(育児書どおりにはいきません)。児童思春期外来の役割は、その手探りをバックアップすることかもしれません。これは診療にあずかる側にも手探りが必要なことを意味します。とりわけオープンしたての本院の児童思春期外来は、これから色々手探りをしながら、子どもたちに少しでも役立つ外来になっていけたらと存じます。
子どもは成長の途上にあり、おとなに向かって成長の道を歩んでいます。その歩みの中で子どもは色々な困難にであいます。おとなが人生の道筋で様々な困難にであうように。子どもたちは、自身の力や家族やまわりのおとなたちの支えによって、そうした困難を乗りこえていきます。
乗りこえられた困難は成長の糧になります。しかし、ときによってはつまずくことも起きます。困難が大き過ぎて、その子の力に余る場合、家族やまわりもどう支えてよいかわからない場合、力を尽くしてもうまく支えきれない場合があるからです。また、成長の道を歩む脚力や歩調には、その子その子の持ち前の個性があって、それにあわない歩み方が大きな困難を生んでいるケースもあります。
こうした結果、困難がこじれてしまうこと、それが様々な心身の症状となって現れること、まわりとの人間関係がうまくいかなること等々の問題が生じ、こうなれば子どもにとって困難は、成長の糧ではなく、成長の妨げとなるリスクがでてきます。
児童思春期外来は、そうした子どもたちやご家族やまわりの方々の相談にあずかり、困難や問題への手立てをともに考えていくところです。そこで大切なのは、その子どもがどんな困難にぶつかり、どんな問題が生まれているかを、その子その子に応じて個別的に手探りしていくことで、かならずしも医学的な病名や障がい名を当てはめることではありません。実際にも、成長さなかにありパーソナリティが形成されつつある途中の児童思春期は、教科書やネットどおりの一般化(抽象化)された「診断」にピッタリおさまらないほうが多いのです。シンプルに診断はこれこれだからこうすれば、というふうにはいきません。
成長の歩みは、子どもにとって手探りの歩みです。そこがだいじで、決められたコースをただコースどおり歩むのでは成長できません。家族にも子育ては手探りだらけでしょう(育児書どおりにはいきません)。児童思春期外来の役割は、その手探りをバックアップすることかもしれません。これは診療にあずかる側にも手探りが必要なことを意味します。とりわけオープンしたての本院の児童思春期外来は、これから色々手探りをしながら、子どもたちに少しでも役立つ外来になっていけたらと存じます。