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緩和ケア病棟のご案内

ラテン語であたたかくもてなすという意味を持つホスピス。ホスピス緩和ケアは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者さまとそのご家族のQOL(人生と生活の質)の改善を目的としております。
キリスト教精神に基づき、医師や看護師、医療ソーシャルワーカー、チャプレン(牧師)、ボランティア等がチームをつくり患者さまとそのご家族との相互信頼の上に、身体的・精神的・社会的・霊的な痛みやつらさを和らげ、支え励ます役割を果たします。
病棟の特色・特徴
- 積極的治療を医師が望めないと判断、又は、自ら希望しない悪性腫瘍の患者さまを対象としております。
- 家庭的なやすらぎを大切に、みなさまをあたたかくお迎えします。
- 医師、看護師、介護、チャプレン、医療ソーシャルワーカーをチームメンバーとし、必要に応じてリハビリ職員・栄養士・薬剤士が加わります。
- 自宅と同じように落ち着いた生活を送っていただけるよう、必要な設備を備えております。
- 患者さま、ご家族、スタッフとのコミュニケーションを図るお時間や、毎日のお茶会、誕生日会やクリスマス会等の定期的なイベント等も行っています。
- ボランティアとしてご家族、一般の方々、教会関係者、職員OB等が活躍しております。


オリブ山病院ホスピスの取り組み

身体症状コントロール
がん性疼痛、それに伴う不安の軽減は第一の急務。医療スタッフの協議のもと、最も効果的な鎮痛法を施し、現在では80%~90%の痛みが取り除かれるようになっています。

トータル・ケア(全人医療)の確立
患者さまやご家族の人生観、価値判断を優先し、あくまで患者さまのペースを大切にして、チーム全体で支援します。 これからどこで、どのように過ごしたいのか、患者さま、ご家族の希望や想いを確認しながら、外出・外泊のお手伝いや、退院するために在宅医療やサービスの調整も行います。

スピリチュアルケア(魂のケア)
患者さま、ご家族の想いに寄り添ったケアを心がけております。ご希望の方は、チャプレン(牧師)が病室を訪問し、お話を伺い、魂の平安のためにお祈りいたします。また、病棟では礼拝を毎日行っております。
施設のご案内
いこいの広場
静かに音楽を聴きながら読書、絵を描く、楽器の演奏など、自由に過ごせるスペースです。患者様の作品展をすることもあります。


ベランダ
気分転換に草花の鑑賞や、畑仕事が好きな患者様と一緒に野菜を育てています。


病院内の様子
閑静な環境を必要とされる患者さまのために病床の内17床はプライバシーを保てるよう個室となっております。
個室料金
部屋タイプ | 部屋数 | 料金 | 設備 |
---|---|---|---|
個室1 | 10室 | 3,000円(税抜) | テレビ、冷蔵庫、ソファーベッド、トイレ、シャワー付き |
個室2 | 5室 | 無料 | テレビ(カード式)、ソファーベッド、トイレ、シャワー付き |
個室3 | 2室 | 無料 | テレビ(カード式)、ソファーベッド付き |
二人部屋 | 2室 | 無料 | テレビ(カード式) |
ファミリールームの使用 | 1泊2日3,000円(税抜) |
イベントの様子
入院までの流れ
① 主治医と相談
- 緩和ケア外来に通いたい、緩和ケア病棟に入院したいことを主治医に相談します。
② 診療情報提供書
- 主治医に診療情報提供書(詳しい紹介状)の作成をお願いします。
- 緩和ケアシート(医師、看護師、患者、家族)の記載をお願いします。
→ダウンロード先:うちな〜がんネットがんじゅう(外部サイト) - 相談員を通して緩和ケア病棟へ診療情報提供書を提出。
③ 面談の予約
- 相談員を通して面談の予約を行います。
④ 面談
- 緩和ケアの医師、相談員と面談を行います。
- 受診や症状コントロールに関する相談をします。
⑤ 外来通院または入院
- 患者さまの状況に合わせて、ホスピス外来へ通院するか、入院するか相談します。
- 入院が必要と判断された場合、入院の日程を調整します。
- 症状コントロールができたら、退院して在宅療養も可能です。
入院のご相談・お問合せはお気軽にどうぞ
緩和ケア病棟
受付時間 月〜金 8:30 〜 17:30(祝祭日をのぞく)
※ご相談内容の秘密は厳守致します